僕の座右の銘は「人間万事塞翁が馬」だ。
ネットで調べると意味が幾つか出でくるが僕は
「良い事は悪い事の始まり、悪い事は良い事の始まり、
だから一喜一憂するのではなく冷静でいなさい」と解釈している。
でも冷静にいるのは、ちょっと大変だったりする。
良い事が起こった時は、どこか見逃してないか?悪い事の始まりではないか?と
注意する余裕があるが悪いことがあると、そんな余裕はなくメチャクチャ落ち込む。
僕はメチャクチャ落ち込むだけ落ち込んで、それからやっと「よしやるか!」となる。
しかし「よしやるか!」となるのは僕の力ではなくスタッフ達のおかげだ。
彼らの一生懸命な姿には、いつも力をもらう。
それは、きっと患者さんや入居者さんも同じだと思う。
でも意外と彼らには、僕が落ち込んでるようには見えないらしい。
良い事だと思う。
僕の感情の起伏で彼らの仕事がやり辛くなるのはよくない。
彼らが、のびのびと仕事が出来る環境を作るのが僕の役割だと思う。
「塞翁が馬」これは、僕1人では出来そうにないが彼らと一緒なら出来そうだ。