高校時代、部活の練習中、顧問に
「人には自分が思っている3分の1しか伝わらないから、
それを頭において演奏しろ」と言われた事があった。
その事がきっかけで僕の中では
「物事は自分の思っている三分の一しか、うまくいかない」という考えになった。
ずいぶん前に薬局の集客でポスティングをした際、
1000枚配って1人くるという予測で行った。
計算は1000枚中、下記の項目の数だけ3で割って行くと1人になった。
①チラシに気づく人数
②「①」の中で捨てない人数
③「②」の中で内容を読む人数
④「③」の中で読んだ後、捨てない人数
⑤「④」の中で、行ってみようかな?と思う人数
⑥「⑤」の中で実際に来る人数
実際にどうだったかというと、
その後3ヶ月ポスティングを行ってチラシを、見たと言って来た人が1人いた。
少し甘かったようで、項目が1つ足りなかったようだ。
そんな事もありこのルールは今も僕の中にある。
三分の一しか上手くいかないのであれば、
上手くいくには、3倍やらないといけない事になる。
だからなのか、不安なことは特にやりすぎるぐらいが、
丁度いいという考え方になったのかもしれない。
佐藤肇さんの本にも、常に最悪の事態を想定しろとあったし。