社長ブログ

「水道橋駿河台」

浮世絵はホームページ制作の仕事をしていた頃、

デザインの参考にした事がきっかけで好きになった。

どちらかと言うと僕は葛飾北斎より歌川広重の方が好きだ。

それは北斎の絵は、「俺の絵すごいだろ?」という圧を感じて

気楽に見れないからだ。

一度、北斎の絵に囲まれるカフェでお茶をした時は、自然と背筋が伸びた。

そんな北斎とは対照的に広重の絵は、いい意味で気軽に、気楽にみれる。

だけどその絵には、きちんと想いが込めれらていて、

そこがまた好きだったりする。

特にそれを感じたのが名所江戸百景の「水道橋駿河台」だ。

初めは鯉のぼりの大きさだけに目を取られる作品だったけど、

絵から様々な事を読み取り解説している本を読んで

歌川広重が込めていた想いを知ってからは、特に好きな作品になった。

この事がきっかけで絵について本を読むようになった。

絵は今まで理解しようという考えがなかったので、知識が増えると嬉しくなる。

いくつになっても学ぶとはいいもんだなと感じた。

関連記事